転職をする人はさまざまな理由で仕事を変えます。その理由の1つとして、収入が増えることが挙げられます。転職すればすぐに収入が増加するわけではありませんが、外資系企業に転職すればその可能性が高くなります。日本企業の多くは年功序列制度を導入していて、毎年収入が増えるという人が多いですが、その増加額はある程度決まっています。つまり、飛躍的に上昇することはまずありませんし、自分よりも先輩の人の収入を超えるというのは滅多にありません。しかしながら、外資系企業であれば実力主義で給与も決まりますので、これまで同じ仕事をしていても収入が増える可能性は大いにあります。
また、仕事を変えることは自分の商品価値を高めることにもつながります。新しい職場環境では覚えることが多いですし、周囲との信頼関係を構築するためにも、緊張感をもって仕事に取り組むようになります。その結果、自身の知識や経験が増加することで仕事のレベルも高くなって収入が上がる可能性があります。このように、収入を上げる目的で仕事を変える人がいます。
他にも、人事評価をリセットすることができるというメリットもあります。入社してからの評価はなかなか変わらないものですが、職場を変えるとその評価はリセットされます。新しい人事評価で積極的に仕事に取り組んで結果を出せば、給与の上昇だけでなく昇進の可能性も広がります。また、心機一転してフレッシュな気分で仕事ができるのもいいです。